ブログ(映画観賞)開設しました!!

                                                                             

す。

※ここに紹介していないが他にも観た映画もあります(^_-)-☆


僕の彼女を紹介します

一見うら若い乙女、ギョンジン(チョン・ジヒョン)は、仕事に燃える熱血警察官。誤認逮捕が元で知り合った高校教師、ミョンウ(チャン・ヒョク)と恋に落ちた。無鉄砲なギョンジンを、ハラハラしながら見守るミョンウは、何があっても彼女を守ると心に誓う。ある夏、車で旅行に出た2人は落石事故にあい、川に落ちたミョンウが意識を失ってしまう。ギョンジンの必死の処置で一命を取りとめたミョンウは、彼女への気持ちを一層強くするが、そんな2人に、過酷な運命が待ち受けていた。

日本で韓国恋愛映画の一大ブームを巻き起こした『猟奇的な彼女』から1年、クァク・ジェヨン監督と、チョン・ジヒョンが再び組んだ、感動の恋愛映画が公開となる。主人公ギョンジンのキャラクターは、「猟奇」の時と変わらずキツくてキュートな女の子。善良な市民のミョンウをグイグイ引っ張りつつ、実は傷つきやすくて女性らしい優しさを持ち合わせている。

そんなキャラクターがすっかり板についたチョン・ジヒョンだが、このカップルの掛け合いは、「猟奇」で見せたコミカルな流れそのままに、やっぱりクスリと笑ってしまう。一方で、愛する人を思う強い気持ちがもたらす奇跡的なクライマックスは、「猟奇」以上に観客の涙を誘い、エンディングには「猟奇」ファンを喜ばせる演出も。「僕カノ」で、もう一度ファンタジックな恋愛ドラマに浸れるはずだ。

 05.02.12 鑑賞


ナショナル・トレジャー

 

考古学者であり冒険家であるベンジャミン・ゲイツ。彼の家系は8世代にわたり、失われた伝説の《テンプル騎士団》の財宝を探していた。コンピュータ・マニアの相棒ライリー・プールと共に手がかりを求めて北極に向かったベンは、驚くべき事実を発見する。財宝のありかは、“世界で最も安全な資料”―アメリカ合衆国独立宣言書の後ろに隠されているというのだ!見えざる敵とFBIの裏をかき、果たして彼は財宝を探し当てることができるのか…?

 

 05.02.06 鑑賞

スパイ・バウンド

フランス情報機関DGSEに所属する女スパイ、リザ(モニカ・ベルッチ)は、大物武器商リポヴスキーの取引を中止するため、同僚のジョルジュ(ヴァンサン・カッセル)と夫婦を装いモロッコへ向かった。しかし、任務を終えたリザは、スイスの空港で鞄から麻薬が見つかり逮捕されてしまう。リザは、刑務所に服役中の、リポヴスキーの手下を暗殺する計画に使われたのだ。一方、上層部に不信を抱いたジョルジュは、DGSEがリポヴスキーと関係していることを知り、リザを救う決意をする。

船の爆破計画から始まる本作は、1985年に実際に起きた『虹の戦士号』爆破事件の犯人、ドミニク・プリウールの証言に基づき作られたドラマ。『虹の戦士号』は、フランスの核実験に反対するグリーンピースへの威嚇のため、フランス国家の指令で沈められた。映画では、武器商人への牽制を理由に、情報機関DGSEが非情な手段で作戦を追行していく。プロとして完璧な仕事をこなしながら、人間らしく生きたいと願う女スパイ、リザには、モニカ・ベルッチ。

ここでは、輝く美貌とグラマラスなスタイルよりも、仮面をつけて生きる苦しみの感情を表現している。リザを救おうとする同僚、ジョルジュには、ベルッチの実生活の夫であるヴァンサン・カッセル。自分の仕事を理解しながらも、諜報員を簡単に使い捨てる組織の冷酷さに失望していく。決して自分の人生を生きられない者たちの素顔に触れる、濃密なサスペンスだ。


 05.01.29 鑑賞







05.01.24 鑑賞


オーシャンズ12




あらすじ・解説の詳細
ダニー・オーシャンの強盗団に大金を奪われたベガスのボス、ベネディクトが復讐に乗り出した。奪った金に利子をつけて返さなければ、オーシャンズの命はない。ダニーたちは大金を求めてヨーロッパへ飛ぶが、彼らの計画は、フランスの大強盗ナイト・フォックスに邪魔される。ナイト・フォックスは「世界一の強盗」の名誉をかけてオーシャンズに強盗勝負を持ちかける。その頃、ユーロポールの敏腕捜査官イザベルも追跡を始めていた。

ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモンとジュリア・ロバーツ…主役をはるスター俳優たちが集結した『オーシャンズ11』が、キャストはもちろん、ストーリーも舞台も一層豪華になって帰ってきた。ラスベガスで難攻不落の金庫を見事に破り、大金と愛を手に入れたダニー・オーシャンとその仲間たちが、今度はヨーロッパで華麗な騙しあいを繰り広げる。復讐に燃えるベネディクト、プライドをかけて闘いを挑むナイト・フォックス、ジリジリと追跡してくるユーロポールを一度に相手にするのだから、その駆け引きはハンパじゃない。

今回新しく参加するキャストには、美人捜査官イザベルを演じるキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ナイト・フォックスにヴァンサン・カッセル。ラスティとイザベルの恋の行方、一人前を目指すライナスの新たな活躍など、注目どころ満載で、騙されれば騙されるほど、気分爽快になる!

  05.01.23 鑑賞


ボーン・スプレマシー



イントロダクション
マット・デイモン演じる記憶を喪失した男、ジェイソン・ボーンは以前の事件で自分がどんな男であったかを知る。感情の一片すらはいりこませずに冷徹に任務を遂行するエージェントを生み出す極秘プロジェクト"トレッドストーン"が生み出した最高傑作。殺しの指令にも確実に成果を生み出す男、それがジェイソン・ボーンだった。自らの真実にたどり着いたボーンは、トレッドストーン計画の提唱者のコンクリン(クリス・クーパー)に、「俺は死んだ。俺を追うな。追ったら殺す」と宣告し、過去を捨てる決意をした。真実への道程を共にしたマリー(フランカ・ポテンテ)と人間らしい新しい生活を始めるために・・・。

ストーリー
 あれから2年。ボーンとマリーは、人目を避けて暮らしていた。ボーンの記憶は完全には戻らず、毎夜のように過去の悪夢にうなされている。苦悩するボーンを慰めるマリーだが、その言葉はボーンの心の奥底まで癒すことはできない。

 ボーンは町で危険な匂いを漂わせる1人の男に気づく。ボーンの本能が警鐘を鳴らす。同じプロの暗殺者、ターゲットは自分。正体を問う間もなく、灼熱と喧騒の街を背景にしてのカーチェイスが始まる。獲物にあくなき執着を見せる猛禽のようなその男は車では現地に精通しているボーンたちに利があるとみてとると、ライフルでボーンとマリーの乗るジープに狙いを定める。そしてジープが橋の上にさしかかったとき、キリルの銃弾が運転するマリーの胸を射抜く。ジープごと川に転落したボーンは、必死にマリーを救おうとするが、すでに彼女は息絶えていた。キリルの目を逃れ、ボーンはひとり沈みゆくジープから脱出し、姿を消すのだった。

 新たな人生をマリーと共に生きると決意していたボーンにとって、マリーの死は記憶を喪失してからの時間を振り出しに戻すことを意味していた。フラッシュバックする記憶の断片を確かめること。それが今のボーンにとって為すべきことだった・・・。

 05.01.15 鑑賞


 マイ・ボディガード

あらすじ・解説の詳細

対テロ部隊で暗殺任務に明け暮れた過去に苛まれ、酒浸りの日々をおくるジョン・クリーシー。メキシコに住む友人を訪ねたクリーシーは、実業家の一人娘ピタのボディガードの仕事を紹介される。昨今メキシコシティでは身代金目的の誘拐事件が多発。危険な任務には打ってつけのクリーシーだが、無邪気な少女の相手をするのは苦痛だった。送り迎えの車中であれこれ質問するピタに「僕の仕事は友達になることじゃない」と冷たく言い放つクリーシー。だがけがれのないピタの笑顔は、クリーシーの傷ついた心を少しずつ癒していく…。

傷ついた大人と無垢な子供が通わせる純愛−。『レオン』『都会のアリス』『グロリア』等の名作に連なる、新たな愛の物語が誕生した。主演はオスカー俳優デンゼル・ワシントンと、『アイ・アム・サム』で観客の涙を誘った天才子役ダコタ・ファニング。2人のプラトニックな愛の顛末が、時に微笑ましく時に切なく描かれる。だが本作はそれだけでは終わらない。中盤からはスリリングな犯罪サスペンスへと転調し、『トレーニング デイ』で見せたデンゼルのハードな魅力が全開。

予測不能のストーリーを経て、万感胸に迫るラストシーンを導いてゆく。映画の舞台となるのは、誘拐発生率世界第3位というメキシコシティ。その雑多で危険な街並みを旅情あふれるタッチで捉えたカメラも見どころ。演技、物語、映像の三位一体により感動もスリルも3倍増の作品だ。

※ダコタ・ファニングは2001年、映画『I am Sam アイ・アム・サム』にも娘役のルーシーで出演してその演技力は大絶賛され、天才少女の名をほしいままにしている、2005年公開予定のスピルバーグ監督作品『宇宙大戦争』にも、トム・クルーズと出演予定。。












 
04.12.19 鑑賞


ターミナル


あらすじ・解説の詳細

『東欧クラコウジアからニューヨークに来たビクターは、入国ゲートで職員に呼び止められた。渡航中にクーデターが起こり祖国が消滅、パスポートが無効になってしまったというのだ。彼の目的地は「ラマダ・ホテル」。ニューヨークは目の前なのに、パスポートがなければアメリカに入国もできず、国情が安定するまでは帰国することもできない。彼は、空港で生活することを余儀なくされる。ビクターがニューヨークに来た目的は?彼が大切にしている缶の中身は?片言の英語しか話せないビクターは、「約束がある」と言うだけだった。

本作は、スティーブン・スピルバーグとトム・ハンクスがコンビを組んだ、無国籍ヒューマン・ドラマである。スピルバーグとハンクスは『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』でもコラボしているが、社会から「はみ出した」人物を描いていることが共通している。空港は、物は何でも揃うが、収入を得る場所もなく親しい人間もいない。ただ通過するだけの<ターミナル>だ。

しかし、国籍というアイデンティティすら無くしたビクターだが、空港という場所で、たくさんの人を魅了していく。社会から「はみ出した」部分こそ、真のアイデンティティなのではないか?社会的立場を無くした時こそ、その人のアイデンティティが露呈されることを、本作は強く訴えている。』



 04.11.27 鑑賞

 

マックス(ジェイミー・フォックス)は、この12年間、ロサンゼルスのタクシー運転手として、ごく平凡な日々を送ってきた。これまでバックミラーに映し出された無数の顔も、彼らに指示されて行った場所も、マックスにとってはまったく何の意味もなく、毎日の心の支えとなっているのは、運転席に飾られた南の島のポストカードだけだ。だが、今夜、アニー(ジェイダ・ピンケット=スミス)という名の女性検事を乗せたマックスは、目的地へと送り届ける途中、彼女とちょっとした会話を交わすうちに、ふたりの間にわずかな心の触れ合いが生まれつつあることに気づく。アニーもまた、その予兆に気づいたのか、別れ際にマックスに自分の名刺を残していく。

 そのころ、ヴィンセント(トム・クルーズ)がロサンゼルス空港に到着する。銀髪に白髪の無精ひげというクールないでたちのこの男は、実は一流のプロの殺し屋で、ある組織から、今夜ここロサンゼルスの街中で、5人の重要な証人を殺害するという任務を授かっていた。空港を出たヴィンセントは、マックスのタクシーを拾い、街を訪れたビジネスマンを装いながら、最初の殺害予定場所へと車を向かわせる。

 目的地に着いたヴィンセントは、多額のチップと引き換えに、一晩のドライバー役をマックスに頼む。大金と一見紳士風のヴィンセントの風貌に惑わされたマックスは、建物の外で彼の戻りを待つことに決める。だが、思わぬ臨時収入に胸を躍らせていた彼のタクシーの上に、ひとりの男の死体が落ちてきた。ヴィンセントが殺し屋であることを知らされたマックスは、銃で脅され、死体をトランクに積んだまま、次の殺害予定場所へ向けてハンドルを握らざるを得なくなる。

 一切の私情を挟むことなく、計画をひとつひとつ冷徹に完了させていくヴィンセント。マックスはヴィンセントの言いなりになって、ひたすら車を走らせつづけていくしか道はなかった。だが、夜が更けていき、車中のふたりの間に不思議な共存関係が生まれていく。マックスは自分の人生を見つめ直すだけでなく、次第にヴィンセントに抵抗を示す勇気を手にしていく。

 野生のコヨーテが悠然と交差点を横切り、しだいに夜明けが近づいていくロサンゼルスの街で、それぞれの人生の転機に直面したふたりの誇り高き男たちが、予想だに出来ないエンディングに向かって疾走していく
……。

トム・クルーズ  ジェイミー・フォックス

 04.10.27 鑑賞


 天使がくれた時間

1987年。ウォール街で成功をおさめることを夢見るジャック・キャンベル(ニコラス・ケイジ)は、結婚を誓い合った恋人のケイト(ティア・レオーニ)に見送られ、研修のためにロンドンへ旅立とうとしていた。 「ロンドン行きは考えなおして。いますぐふたりの人生をはじめましょう」 空港で涙を見せるケイトに、「たとえ100年離れていても僕らは変わらない」と答えるジャック。だが、ふたりの人生は、それっきりひとつに交わることはなかった……。


13年後。ジャックは大手金融会社の社長の座につき、優雅な独身生活を謳歌していた。住まいはマンハッタンの超高級マンション、車はフェラーリ。それらの代償として、クリスマス休暇も出張でつぶれる仕事漬けの日々を送るジャックだったが、彼自身は、いまの自分の生き方に100%の満足を覚えていた。
天使がくれた時間

天使がくれた時間 そんなジャックの身に不思議な出来事が起こったのは、クリスマス前夜のことだった。仕事の帰り道、デリカテッセンに立ち寄った彼は、宝クジの当選券を換金してもらえないことに腹を立てて銃を振りまわす黒人青年のキャッシュ(ドン・チードル)と遭遇。なんとかその場をおさめようと、自分が当たりクジを買い取ると申し出た。 取り引きは成立し、ジャックは200ドルと引き換えにクジを手にする。その彼に、キャッシュが言った。「これから起こることは、あんたが招いたことだ」


謎めいた言葉の意味がわからないまま、眠りにつくジャック。翌朝、子供の喚声に目をさました彼は、自分が見覚えのない場所にいることに気づいて仰天する。隣で眠っているのは、13年間一度も顔を合わせたことのないケイトだった。いったい何が起きたんだ? 狐につままれた思いで表に飛び出したジャックは、消えたフェラーリの代わりにワゴン車に乗り、自分のマンションをめざす。が、顔なじみのドアマンからは、住人ではないと門前払いをくわされる始末。続いて訪れた会社でも、ガードマンに行く手を阻まれてしまった。怒ったジャックが社長のプレートを指差せば、そこには部下の名前が書いてある。これは悪夢か、何かの冗談か? 途方に暮れて会社を後にするジャック。と、そこにフェラーリに乗ったキャッシュが通りかかった。


ジャックは彼に事情を問い質そうとするが、得られたのは「自分で答えを出すんだ」という言葉だけ。仕方なく、彼はワゴン車に乗り、朝飛び出してきたニュージャージー郊外の家に戻った。 途中、隣人のアーニー(ジェレミー・パイヴェン)と話す機会を得たジャックは、「この世界」にいる自分が、ボランティアで弁護士をするケイトと、ふたりの子供と暮らす良きファミリー・マンであることを知る。仕事は、ケイトの父エド(ハーヴ・プレスネル)の店のタイヤ・セールス。友達は全員ワーキング・クラスの連中で、話題といえばスポーツのことだけ。家に帰れば、娘アニー(マッケンジー・ヴェガ)の保育園の送り迎えや、下の息子のオシメの交換、はたまた犬の散歩といった雑事天使がくれた時間が待っている。それは、ウォール街の成功者だった昨日までとは、あまりにもかけはなれた人生だった。


けれども、そこには抗しがたい魅力もあった。13年前よりも美しさを増し、自信と優しさに満ちた女性に成長したケイト。彼女と夫婦として暮らす日々のなかで、ジャックは、自分の胸に忘れていた愛が蘇ってくるのを感じる。それと同時に、成功をつかむことしか頭になかった自分の心に、人間らしい素直な感情が芽生えてくるのを感じるのだった。 結婚記念日の日、プレゼントを忘れていた埋め合わせにケイトを食事に誘い出したジャッ天使がくれた時間クは、「この世界」に来て以来の不安な気持を彼女に打ち明けた。 「昔の僕には人生計画があった。疑問も後悔も皆無だった。でもいまは違う。いまの僕には人生計画なんてひとつもない」それを聞いていたケイトは、静かにこう語り始めた。 「私がいまの人生に疑問を持っていないと思う? 私だって、もっとイージーな人生に憧れるわ。でも、あなたと結婚しなかったら、私にとって確かなものがなくなるのよ」

人生で確かだと感じられるもの。いまのジャックにとって、それは、ケイトと子供たちとの生活だった。だが、果たして「この世界」はいつまで続くのだろう? ファミリー・マンとしての幸せを見出したジャックの前に、再びキャッシュが現れるときがやって来る……。


[キャスト]


ニコラス・ケイジ (ジャック・キャンベル)

リッチでゴージャスな独身生活を謳歌するジャックと、平凡な家庭人の生活にささやかな幸せを見出していくジャック。ふたつのシチュエーションにとけこんだ演技を見せるケイジは、ストーリーの新鮮さにひかれ、本作への出演を決めたという。ジェームズ・スチュアート風の飄々とした味が感じられるハートフルな役作りが見モノだ。

1964年1月7日、カリフォルニア州ロングビーチ生まれ。高校を中退し、アメリカン・コンサバトリー・シアターの夏季コースに参加。『初体験リッジモント・ハイ』('82)で映画デビューを飾る。その後、芸名をケイジと改名。叔父フランシス・フォード・コッポラが監督した『コットンクラブ』('84)『ペギー・スーの結婚』('86)や『バーディ』('84)などで演技派の頭角を現し、『赤ちゃん泥棒』('87)『月の輝く夜に』('87)などに主演。『バンパイア・キッス』('88)では、生のゴキブリを食べる役者魂を見せ、話題を呼んだ。'95年には『リービング・ラスベガス』でアカデミー主演男優賞を受賞。弱虫ヒーローを演じた『ザ・ロック』('96)でトップ・スターの座につき、『フェイス/オフ』('97)『シティ・オブ・エンジェル』('98)『スネーク・アイズ』('98)『60セカンズ』('00)といった作品を大ヒットに導いている。新作に、ジョン・マッデン監督の『Captain Corelli's Mandolin』、ジョン・ウー監督の『Windtalkers』などがある。


ティア・レオーニ (ケイト・レイノルズ)

自分の人生で何よりも大切なのはジャックへの愛。価値観のはっきりしたケイトを、知性と親しみやすいティア・レオーニ魅力たっぷりに演じたレオーニは、この映画の大きな感動の担い手。13年後の現実のケイトとなって登場する後半のシーンでは、ニュージャージーの場面とはひと味違う、クール・ビューティぶりも見せてくれる。

1966年2月25日、ニューヨーク市生まれ。祖母がブロードウェイの舞台にティア・レオーニ立っていたことから、少女時代に演劇への興味を抱く。大学はサラ・ローレンス・カレッジに進学し、人類学と心理学を専攻。卒業後、NYで舞台デビューを飾り、'91年の『スウィッチ/ボクと彼女の関係は…』で映画界入りした。その後、『プリティ・リーグ』('92)『ワイアット・アープ』('94)に出演。'95年の『バッドボーイズ』では、ウィル・スミス&マーティン・ローレンスとトリオを組むヒロインを演じ、一躍注目された。また、『スリー・キングス』のデビッド・O・ラッセルがメガフォンをとった『アメリカの災難』('96)に美人心理学者の役どころで出演し、達者なコメディ演技を披露した。同時期、TVシリーズの『The Naked Truth』でお茶の間の人気を獲得。'98年には大ヒット作『ディープ・インパクト』に主演し、トップ女優の仲間入りを果たした。'97年、デヴィッド・ドゥカブニーと結婚、一児をもうけた。新作は『ジュラシック・パーク』シリーズの3作目。
  

   04.09.24 鑑賞




 LOVERS

最高級レベルの妄想を華麗で鮮やかに具現化してくれる

LOVERS photo1
(C)2004 Elite Group (2003) Enterprises Inc.
 「HERO」の撮影中からすでに世に出ることは決っていた「LOVERS」。チャン・イーモウ監督を始め、製作・脚本・撮影・アクション監督などスタッフもほぼ同じ。出演は引き続きのチャン・ツィイー、新たに金城武とアンディ・ラウ。それぞれが裏の顔を悟られまいと直隠し、使命成就のために命を懸ける、ふたりの男とひとりの女の、情×憎×讐×恩=《愛》全開のアクション・ラブ大作。

 「HERO」でも<碁>や<池での戦い>など、アクション場面今年のナンバーワンにしたくなるシーン満載だったが、「LOVERS」は更に盛りだくさん。「このシーンが撮りたかった!」という入魂が10球くらいある感じ。ことにチャン・ツィイーが鼓を打ちながら舞う<牡丹坊の戦い>や、「グリーン・デスティニー」を醸造させたような<竹林の戦い>の場面など、生身の肉体を提供する役者陣とワイヤーワークを掌るスタッフワークが最大限の力と根気を発揮して結集。まるでアクション技術の奇蹟を観るような昂揚感で、頭の中に思い描く最高級レベルの妄想を華麗で鮮やかに具現化してくれる。そんな昇天するような絵面に、三者三様の騙し合い的な愛がねっとりと絡み付く。撮りたかった絵・観せたかった画の中から埋蔵された愛を発掘したとき、監督が描きたかった愛の真実が見付かる。



「LOVERS」
 「HERO」のチャン・イーモウ監督が、同作のアクション監督チン・シウトン、衣装のワダ・エミと再び組んで描く古代中国アクション大作。唐の大中13年。朝廷の捕吏2人、劉と金は、最大の叛乱勢力集団、飛刀門の討伐の命を受けて、その集団の前首領の娘といわれる盲目の踊り子、小妹を捕らえ、彼女を救うふりをして金が集団に潜入、劉が密かに2人を追うという作戦に出るのだが。第57回カンヌ国際映画祭特別招待作品。

原題:十面埋伏
監督:チャン・イーモウ
アクション監督:トニー・チン・シウトン
出演:金城武、アンディ・ラウ、チャン・ツィイー
2004年中国映画/2時間
配給:ワーナー・ブラザース映画

)が素性を隠して近づき、もう一人は冷酷に追っ手を放っ張り巡らされた、国をも動かす謀(はかりごと)の、ほんの始まりに過ぎなかったのだ…。
      04.09.05 鑑賞


  ヴァン・ヘルシング



あらすじ・解説の詳細
19世紀のヨーロッパ。バチカンから使わされた男、ヴァン・ヘルシング(ヒュー・ジャックマン)は、不死身のモンスター、ドラキュラ伯爵を捕らえるためトランシルバニアへやってくる。この土地で、代々吸血鬼と戦ってきたヴァレリアス一族は、今や王女のアナが残るのみ。アナの兄ヴェルカンは、すでにドラキュラの手に落ちていた。アナとヴァン・ヘルシングは共にドラキュラを追うが、その頃、世界支配を目論むドラキュラ伯爵は、何千という吸血鬼の卵を孵化させようとしていた。

吸血鬼の宿敵として、ブラム・ストーカーの古典小説に登場した男、ヴァン・ヘルシング。吸血鬼ハンターといえど、派手なアクションとは結びつかなかったヘルシング教授が、タフでスマートなヒーローとなって進化した。黒の衣装で決めた「新しい」ヴァン・ヘルシングを演じたのが、ヒュー・ジャックマン。たくましい体つきと知的な表情が役にぴったりだが、それ以上に、自分が本当は何者なのか苦悩する、心の影を熱演した。アン王女を演じたケイト・ベッキンセールも、近年ハリウッドで大活躍を見せているが、気品と強さをかねた王女らしさを好演。

監督は、『ハムナプトラ』シリーズのスティーブン・ソマーズ。伝説の怪物たちをスクリーンに集合させ、1000名以上のスタッフ、大規模なセット、膨大な時間をかけて一大ゴシック・アクションを作り上げた。荘厳な舞踏会シーンやモンスターへの変身シーンなど、満点のスリル感を味わえる。

  04.09.04 鑑賞


 “命”
イントロダクション
壮絶な愛を描いたベストセラー 珠玉の映画化。

「愛するということは、その想いを行為に変えることではなく思うことそのもの」

――命をめぐって繰り広げられる賢明な愛の物語を描く映画『命』が、ついに完成した。原作は『週刊ポスト』(小学館)連載中から話題を巻き起こした芥川賞作家・柳 美里作のベストセラー小説「命」シリーズ(「命」「魂」「生」「声」小学館刊)。突然の妊娠、子供の父親との別離、そして最愛の人の死――自身の壮絶な体験を赤裸々に綴ったこの小説は読者から大きな反響を呼び、現在100万部を記録している。

 人気作家、柳 美里。10代の頃から家族を憎み、家出、自殺未遂を繰り返してきた彼女が妊娠。それまで激しい恋情を交わしていた人は妻帯者。父親になることに困惑する男の姿を目にし、彼女は生むべきかどうか、激しく揺れ動きながら、以前、所属していた東京キッドブラザースの主宰者 東 由多加を訪ねる。東はかつての美里の恋人であり、共に暮らした相手であり、家族のように、父のように彼女を包み込んだ人だった。なにより高校中退後の美里から、書く才能、すなわち生きる目的を見出した恩人であった。しかし訪ね
たその場で東は激しく咳き込み、東の身体が癌に侵されていることを知る。美里と東とお腹の子どもの間で、生と死という正反対のカウントダウンを始める“命”。

 互いを支え合いながら最先端医学による治療を積極的に受け、ギリギリの体力と気力の中の出産、子育てに奮闘する二人の姿は、血のつながりや家族の絆をも越えた命と愛の尊さと強さを訴えてやまない。
江角マキコ、豊川悦司主演 感動のラブストーリー。

 主演・柳 美里に江角マキコ。一番大切な人の闘病に献身的な愛をもって立ち向かう姿は、人間の根源の感動を呼び起こす。そして東京キッドブラザースの主宰者であり劇作家の東 由多加役に豊川悦司。病と闘いながら、美里と子供の成長を見ることで生への望みを駆り立ててゆく様は、まさに圧巻。また、筧 利夫、麻生久美子、寺脇康文、樹木希林ら、演技派、個性派の充実の共演者が脇を固め、さらに岸谷五郎、斉藤由貴、江守徹の演技がこの映画に花を添えている。監督 は「月とキャベツ」「はつ恋」などの俊英・篠原哲雄。ドキュメンタリーでは語りきれなかった物語を、質の高い感動作として細部までこまやかに映像化することを実現している。また主題歌は安室奈美恵。まさにエンディングを飾るにふさわしい曲となっている。
 クランクインは2月15日、45日間をほぼ順撮りで撮影し、クランクアップは3月30日。
 2002年9月14日全国東映系にてロードショー。
 この秋、3つの命の物語が、涙と感動の嵐を巻き起こす。
ストーリー
奇跡を信じる命と、生まれくる命。 生きるために出会った3つの命の壮絶な日々。

 
1999年初夏、作家・柳 美里は、東京にある医療センター・産科病棟の診察室で、お腹の子どもの映像を見ていた。彼女は妊娠していた。しかし、父親となる男性は結婚しているため、産むべきかどうか決心がついていなかった。
 救いを求めるように美里は、作家としての自分の才能を引き出し育ててくれた恩人であり、また、激しい葛藤の末別れたかつての恋人、劇団主宰者・東 由多加を訪ねる。だが、そのとき東はすでに、手の施しようのない癌に侵されていた。
 その日から、美里と東の2人3脚の闘病生活が始まった。なんとか東を助けたいと奔走する美里に、編集者など友人・知人も力を貸してくれる。また、美里の妊娠は彼女の家族に新しい絆を芽生えさせていた。高校中退後から疎遠だった母親は、過去に自殺未遂を繰り返していた美里の妊娠を知って泣きながら叫ぶ。「これであの子は、簡単に死ねなくなった…バンザイ。バンザイ!」
 しかし一方で、彼女の中のもう一つの命は別の問題を投げかけていた。子どもの父親である相手が、出産後の養育費の話し合いにもなかなか応じてくれないのだ
った。

 「僕に子育てを手伝えって?・・・・昔の男によく言うね」
 「
あなたが一人で子育てする姿は想像できないね」苦しむ美里に東は、自分の病のすべてを知りながら手を差し伸べる。それは、新しい命を生み、ともに育てる約束だった。
 抗癌剤治療に効果が見られなかった東は、かつて彼のオフ・ブロードウェイ進出を全面的にサポートしてくれた世界的プロデューサー、エレン・スチュアートの手引きでアメリカに渡り治療を受け始めた。ニューヨークと東京とで、ファックスでやりとりする日々。


 
「わたしの中には、今、はっきりと二つの命が息づいている」
 
んななか、美里に代わって、子供の父親と交渉してくれた妹のおかげで、養育費の問題もようやく片づいていく。
 いよいよ臨月を迎えた2000年正月明け、東がニューヨークから帰ってきた。だが、治療の効果はあまり見られず、髪の毛は抜け落ち、体重も減少するなど副作用があらわれ始めた。それでも泣き言など言っていられなかった――。
 1月17日、ついに新しい命が誕生した。名前は柳 丈陽。美里の母親、友人である作家岡本心・京子夫妻らが祝福に訪れたあとに、東は美里に打ち明ける。「ぼくは、自分の生まれ変わりをこの目で見たんだ。この手で抱いたんだよ…あの子の誕生は、ぼくにとって奇跡だ…」
 丈陽の誕生後、東は生きることにより執念を燃やし、最善を尽くす山室医師に「たった2年でいいから延命してほしい」と願う。慣れない子育てに、懸命になる美里と東。初めてのお風呂、人工乳の授乳…生きるために、3つの命と愛がひとつになっていた――。
 そして美里と東は、丈陽のお宮参りの日を迎えた。美里の母親、編集者の鎌田とともに参拝し、シャッターに収まる彼ら。その時、境内を2、3歳の男の子と父親が横切っていった。歩く子供をじっと見つめる東。「丈陽が『ヒガシサン』と自分の名を呼んでくれるようになるまで生きたい」 と、丈陽をその子供の姿に重ねていた――。
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  04.09.04 鑑賞


  “星に願いを

             竹内結子             吉沢 悠
                                               Yuko Takeuchi            Yu Yoshizawa
星降る夜、2人に舞い降りた恋の奇跡   
―北海道・函館―。 3年前の交通事故により、失明し、声も失ってしまった青年・笙吾(吉沢 悠)。 事故直後、心を完全に閉ざしてしまった彼に立ち直るきっかけを与えたのは、担当の看護師・奏(竹内結子)だった。

彼女の献身的な看護と時に厳しいリハビリは、笙吾に再び生きる勇気を取り戻させた。 そんなふたりは時がたつにつれ、言葉を超えて心が通じ合う特別な存在になっていた。
 しかし、幸せの時間はあまりにもはかなく短かった…。笙吾は車にはねられ、奏の目の前で息絶えてしまったのだ。 受け止めがたい事実に奏はただ泣き崩れる事しか出来ないでいた…。

 市電の車庫で目覚める笙吾。不思議な事に体には傷一つなかった。 しかも視力が回復し、声も出せるようになっていた。実は流星のチカラによって数日間だけ笙吾は再び生命を与えられたのだ。
但し、生前とは違う全く別の人間として。誰も彼が笙吾だとはわかる人間はいなかった。あの奏でさえも…。
死んでしまった悲しみと、生まれ変わった喜びが入り混じり苦悩する笙吾。

奏に“ある想い”を伝えようとするが、彼女にとって今の笙吾は無神経な他人にしか見えない。 そして、その存在が人に知られる時、笙吾は永遠にこの世界から消滅してしまうのだった。 残されたわずかな時間で、果たしてふたりの心は再び通じ合うことができるのか…。


あなたの“想い”は、大切なあの人に伝わっていますか?

 
ケータイやメールが爆発的に普及し、人と人とのコミュニケーションが一見活発に取り交わされているように見える現代。 だけど、あなたの本当の気持ちは、果して大切なあの人にちゃんと伝わっているのでしょうか。 人を好きになったり、誰かを大切に思う気持ちは誰しも相手にしっかりと伝えたいものです。 ただ、現実にはなかなかうまくいかないのも事実。この物語では、そんな伝えたいのに伝えられないもどかしさや、 会いたいのに会えない切なさをテーマに、その純粋な“想い”が招く“恋のキセキ”をハートフルに描いています。 ピュアであるがゆえに儚く切ない、そんなラブストーリーが誕生しました。

 大切な人を失い、深い悲しみの淵に沈んでしまう看護師・奏を演じるのは竹内結子。 そして、前半ではハンディキャップを背負い、後半では生前とは全く違う“ゴースト”的なキャラクターになる青年・笙吾には吉沢悠が扮しました。

 メガホンをとったのは「非・バランス」(01年)、「ごめん」(02年)等で瑞々しい感性と確かな演出力に注目が集まる冨樫 森。 また、この作品では北海道・函館でオールロケ撮影が敢行され、新島橋、八幡坂、赤レンガ倉庫、路面電車、西波止場、旧ロシア領事館、外人墓地、そして函館山の夜景など、様々なロマンティックスポットが登場しています。 本当に奇跡が起こっても不思議ではないこの港町が、切ない恋物語をより一層美しく、そして優しく彩ります。


2002年 / 35mm / カラー / ビスタサイズ / DTSステレオ / 106分

 本作品の原作は2001年に公開され、香港のアカデミー賞3部門を受賞した「星願(セイガン)」。 日本公開時にも若い女性層を中心に大好評を博した良質の恋愛映画を日本風にアレンジ。より甘くせつないピュアな恋愛映画になって生まれ変わりました。

  04.08.27 鑑賞
 

 みなさん、さようなら

Story

ロンドンで証券マンとして働くセバスチャンは、父親、レミの病気を知り、カナダに帰国する。女好きで身勝手なレミを反面教師として育ったセバスチャンだが、母に頼まれ、レミの幸せな最期を演出することに。頑固で憎まれ口ばかり叩くレミだが、世界中から集まった友人たちに会い、笑顔を取り戻す。痛みを和らげるため、医者に秘密でヘロイン治療を始めたレミだが、病状は次第に悪化し、セバスチャンは、レミを湖畔の別荘に移すことに。そして遂に、別れの時がやってきた…。


Review
インフォームド・コンセント、などという言葉が流通しだした今となっても死にまつわる対応はむつかしい。宣告された本人は当然、周囲の対応にしてもしかり。もし、今、家族や友人から「自分はもうすぐ死ぬのだ」と聞かされたとしたら、あなたはどう反応しますか? 相手を気遣うがあまり、微妙な距離感が生じてしまうのが本当のところではないか。だが、もし、死ぬのが自分ならば、だ。最期の最期になってそんな距離感を感じるくらいなら死んだ方がマシではないだろうか? 望むらくはタブーなんてなしの、ムチャクチャな最期である。

みなさん、さようなら さて、ここに末期ガンの大学教授がいる。父に幸せな余命を過ごさせるべく、息子は病院を買収しフロアーごと改造。リフォームされた病室に集うのは知己の友人、元妻と元愛人たち。痛みを和らげる治療といえばジャンキーによるヘロイン注射。なんとクリエィティブティ豊かな最期だろう。誤解を恐れずにいうなら『みなさん、さようなら』は逝く日までのつかの間のバカンスを描いた群像劇だ。ブラックコメディばりの作風のなかに生きていくこと、死ぬゆくことのどうしようもなさ、切なさが混在する。というのも、本作の登場人物は死にゆく教授が勝手放題なら、生きている人々も多分に勝手なのだ。バイト代をもらって見舞いにくる学生の姿あり。自らがクスリで酩酊状態に陥り、教授の世話をすっぽかすジャンキー女性あり。教授に別荘を貸すと知り、「トム・クルーズが他人に別荘を貸したから、ニコール・キッドマンは別れを決意したのよ」と夫にキレる妻の図あり。けれど、彼らの無責任さや薄情さに憤るなかれ。しごく個人主義的な人物たちの造形があってこそ、ラストには嘘偽りない感動が控えている。

 カナダ発の本作はカンヌ映画祭で脚本賞、主演女優賞(ジャンキーを演じたマリー=ジョゼ・クローズ)を獲得し、先ごろのアカデミー賞では最優秀外国語映画賞を受賞した。ドゥニ・アルカン監督は控えめながら意味深長なコメントを残す。「もちろん、嬉しいよ。だけど、オスカーを取るのは必ずしもいい作品ってわけじゃないんだよね…」。なるほど、悪態つきの大学教授を描いた人だけはある。  執筆:寺島 万里子


  04.08.15 鑑賞



 ジャストマリッジ

ラジオの交通情報キャスター、トムとお金持ちのお嬢様サラは、“偶然の事故”で出会いひとめ惚れ。あっという間に同棲を始め、階級の差を乗り越えて見事ゴールイン。幸せいっぱいで、ヨーロッパへハネムーンに出かける。ところが、初日からトラブル発生。古城ホテルで爆発騒ぎを起こし、追い出されてしまったのだ。次の訪問地ヴェネチアでは、意見の違いから別行動をとる2人。そこへ、サラに恋するピーターがやってきて、2人の仲はますますあやしい雲行きに…。

ハリウッドで注目の若手、アシュトン・カッチャーとブリトニー・マーフィが、思いっ切り弾けた新婚ぶりを披露する、ドタバタなラブ・コメディ。恋に落ちて数ヶ月で結婚してしまった若いカップルに、次から次へと現れる障害。情熱いっぱいにぶつかり合いながら、ハードルをバタバタと押し倒して突き進む2人の愛が、とってもたくましくてユニークだ。さっさと結婚、ゆっくり後悔…じゃないけれど、理想と現実のギャップに直面し、悩み、怒りながら幸せを見つけていく姿が微笑ましくて、素直に笑えるエンターテイメント。

アシュトンとブリタニーは、撮影でも本物のカップルさながらの相性だったそうだが、スクリーンでの『自然な』ぶつかり合いを見たら、それも納得。こんなハネムーンなら、一度は経験してみても…いや、やっぱりイヤかな…。でも、一度地獄を経験した愛は、最高にハッピーで強くなるはず?!

  04.08.14 鑑賞


アイ、ロボット

体の次世代ロボットがカギを握る事件の行方は?未来に向けて、人が大切にしていくべきことを
ドラマティックに描いたSFエンタテインメント!


 ロボットのいる生活は、もう遠い未来の物語ではない――!? 現実ウイル・スミス社会でも多くの工学者たちに信奉されているというロボット3原則の生みの親、生化学者にして作家のアイザック・アシモフが1950年に発表した『われはロボット(原題:I, ROBOT)』と、SFサスペンスの脚本が出会い、一大エンタテインメントが誕生。ウィル・スミス主演のSFといっても、ギャグ満載でノリよく軽快に悪を倒す『メン・イン・ブラック』とはまた趣が違い、シリアスでドラマティック。未来社会とロボットを主題に、人間ドラマやサスペンスの部分を練り上げたザ・ハリウッド・ムービーである。

2035年のシカゴ。ロボット工学は飛躍的に発展し、家事や雑務をこなす家庭用ロボットは一気に普及しはじめていた。さらなる新世代ロボットNS-5の発表を目前に控えた時、その製作者である工学博士ラニングが謎の死を遂げる。博士と旧知の仲であり、ロボットに常々不信感を抱いていた刑事スプーナーは、博士の部屋に隠れていたNS-5ロボットのサニーに嫌疑をかける。が、ラニングの勤めていた巨大企業のCEOやロボット心理学者のカルヴィンは、ロボット3原則に基づいて行動する彼らが人を傷つけることはあり得ない、と主張。サニーの構造を詳細に調べることになる。
 
 本作では、この次世代ロボット、サニーにとても惹きつけられたことに驚いた。その理由は、VFXやCGなどの最新技術のみならず、俳優を代役にたてた撮影方法にあったようだ。こうしたSF作の撮影では、俳優たアイ、ロボットちはブルースクリーンの前でテニスボール相手に演技することが主流。しかし本作の撮影現場では、ロボットのサニー役をコメディアンで舞台俳優のアラン・テュディックが演じ、それをデジタル処理でロボットの映像に置き換えたとのこと。こうした撮影には相当な手間やテクニックを要するものの、そうすることで主演俳優たちからより深みのある演技を引き出し、テュディックの豊かな情感をサニーの表情として画面に映し入れることができたのだそう。そのためか観ていると、サニーや周囲の人々との関係にとても共感できる。テュディック本人はロボット的な動作や話し方や形態模写、キックボクシングなどのトレーニングを積み、撮影に参加。映像に彼の顔や身体は一切登場しないが、サニーの声を担当し、主要キャストとしてクレジットに記載されている。

また、最新鋭の交通システムや新旧混合の生活様式といった未来社会の様子、ヴィンテージの靴(といっても2004年のオールスター)や旧式のオーディオを愛し、ハイテクに背を向ける昔気質の刑事など、ディティールへのこだわりによって独特の世界観が確立されている。

 主演のウィル・スミスは本作でも期待通り、ちょっとしたジョークやユーモラスな言い回しが小気味よく、好青年ぶりを発揮。シャワーシーンでマッチョな半裸を披露したりもしているが、イヤらしくならないのは健全な人柄のにじみでている彼だからこそだろう。

 最新テクノロジーの進歩が支える世の中で、大切に守っていくべきこととは? 本作ではロボットをテーマにしながら、絶対に失ってはならない人間性の大切さと、きたる近未来への心得がわかりやすく描かれている。子供から大人まで誰もが気軽に楽しめる、良質な娯楽作品である。

   04.08.13 鑑賞



  “トリプルX”

新種のシークレット・エージェント、誕生 !!

トリプルX
エクストリーム・スポーツ(X-スポーツ)のカリスマ、ザンダー・ケイジ(ヴィン・ディーゼル)はスリルが生きがいの男。トレードマークは首の後ろに彫ったXの刺青、法律なんか眼中にない。BMX、スノーボード、スカイダイビングを駆ってひたすら危険なゲームに生命を賭ける。目もくらむ橋の上から車で落下、パラシュートを背負って脱出するなんて朝飯前。自らの映像を納めたビデオをインターネットで販売して若者たちに熱狂的な人気を得ていた。

そんな彼に目をつけたのは、国家安全保障局(NSA)のベテラン・エージェント、アウグスト・ギボンズ(サミュエル・L・ジャクソン)だった。NSAは、かつてソ連が開発した危険な生化学兵器の盗難事件に絡んでいるとされるテログループ“アナーキー99”を捜査していたが、本拠のあるプラハに送り込んだ3人のエージジェントはことごとく抹殺されていた。組織に潜り込み、真の目的を探るためにも囮捜査が必要だった。ギボンズは“毒には毒を”の発想で意表を突いた策を打ち出す。命知らずの犯罪者を苛酷なテストを施し、パスしたものに免罪と引き換えに任務を与えようというものだった。このとんでもない候補者リストにザンダーも載せられていた。

拉致され、強引にテストに参加させられたザンダーは、運動能力に加え冷静な判断力と度胸の良さで他を圧倒していく。その卓抜した能力を目の当りにしたギボンズは、あらゆる策を弄して、無理矢理、彼をシークレット・エージェントに任命する。コードネームはxXx。ザンダーは渋々“アナーキー99”の本拠地チェコへと向かうことになる。ストリートで生き抜く知恵を身につけているザンダーはプラハの裏社会にするすると入り込み、抜群の洞察力と行動力で組織のボスで元ロシア軍将校ヨーギ(マートン・チョカーシュ)に近づく。

トリプルX 機転をきかし、首尾よく生化学兵器を使用したテロ計画の情報を得たザンダーだが、ボスの恋人エレーナ(アーシア・アルジェント)が組織を抜けたがっているのを知り、報告を受けたギボンズの帰国命令を無視。彼女の手助けをするためにひとりアジトに引き返す。

その頃、ザンダーの正体を知ったヨーギは生化学兵器テロを実行に移そうとしていた。このままでは罪のない何万人の人々が犠牲になってしまう。正義なんてことばと無縁だったクールなザンダーの心になにかが熱く燃えあがる……そして、xXxは鬼になった!


  04.08.13 鑑賞


 “恋風恋歌


済州島で始まった新しい恋を一幅の水彩画のように描いた感性ラブストーリー。旅行しながら愛を育むという意味ではロードムービー形式恋愛映画とも言える。トップ・スターのチャン・ドンゴンとコ・ソヨンが初共演。撮影の90%は済州島で行われた。

 ソウルで大企業の平凡なサラリーマンとして生活していたテヒ(チャン・ドンゴン)は四泊五日の済州島旅行で、観光ガイドのコ・ヨンソ(コ・ソヨン)と出会い、彼女を愛するようになる。出会いと別れ、愛と運命に対する繊細な物語が、風光明美な済州島の自然をバックに描かれる。

 『女校怪談』のパク・チニがおみやげ物店の店員でヨンソの友人を演じている。キム・ミンはチャン・ドンゴンの元彼女役。また、トップ・スターのハン・ジェソクが済州島に新婚旅行に来たスター俳優役で友情出演している。

 『接続』チャン・ユニョン監督が友人のク・ボナンと一緒に設立した Koo & C 社第一作で、チャン・ユニョンとク・ボナンがプロデュース。なお、Koo & C フィルムはこの作品の後に『カル』を製作する。

 監督はチャンサンコンメ出身の新人監督パク・テヨン。『接続』の脚本家チョ・ミョンジュがシナリオを担当。照明はイム・ジェヨン。

 1968年生まれの新鋭撮影監督キム・ユニは韓国初の女性撮影監督。彼女は、ロシア国立映画大学撮影科で、タルコフスキーの『惑星ソラリス』を撮影したクニャジンスキーに師事し、故ユ・ヨンギル撮影監督の助手として『サイの角のように1人で行け』『美しき青年 全泰壱』『つぼみ』の製作に参加した他、『バッドムービー』や、『情事』(イム・ジェヨン照明監督助手)の製作にもタッチしている。そして、1998年のカンヌ映画祭に出品された短編『スケート』などを手がけた後、この映画で長編映画の撮影監督としてデビュー。

  04.08.12 鑑賞


“セイブ・ザ・ワールド”

自称コピー機のセールスマン、スティーブ・トバイアス。その正体は、国際的な武器密輸組織の摘発を狙うCIAの潜入捜査官。世界を飛び回る彼に、頭の痛い問題が持ち上がった。密輸組織との取引の日取りが、一人息子のマークの結婚式と重なってしまったのだ。仕事にかまけて父親らしいことをしてこなかっただけに、今回はどうしても息子のために結婚式に出席しなくてはならない。だがスティーブは、両家の顔合わせの場で新婦の父ジェリーに正体を見破られてしまう。ジェリーは娘の結婚を取り止めると騒ぎ出すが…。

マイケル・ダグラスとアルバート・ブルックス。両ベテラン俳優の異色競演で贈る本作は、CIAエージェントの活躍を描くスパイアクションと、息子の結婚式を巡るファミリーコメディをかけ合わせたユニークな作品。この着想はピーター・フォーク、アラン・アーキン主演の『あきれたあきれた大作戦』(1979年)からの引用である。

「仕事と家庭」といえば、今も昔もオヤジを悩ます最大のテーマ。それも「世界平和と息子の結婚」となれば、ことさらに悩ましい。そんな重大局面に会した中年コンビの奮闘を、決して大上段に構えず、ひと昔前のバディ・ムービー風につづったところが本作の魅力となっている。中盤以降の展開はややバタつく印象もあるが、それを一息に「洗い流す」ラストもお見事。近頃あまりお目にかからない、軽やかな観賞感を与えてくれる作品だ。


  04.07.25 鑑賞



“エンジェル・アイズ”

任務に打ち込むシカゴの警官・シャロンは、ある日、同僚が銃撃され、逃走する犯人を追っていたが、反対に襲撃されそうになった。その時、どこからともなく現れた男が、犯人に体当たりしてシャロンを助ける。その男はキャッチと名乗るだけだった。しかし、他人を救う行為に自分自身への救いを求めているかのようなキャッチに、シャロンは共感を覚える。急接近し、静かに愛を育む2人。しかし、ひょんなことがきっかけで、キャッチの身元を調べ始めたシャロンは2人を結びつけた運命の不思議さを知ることになる。

ジェニファー・ロペスの魅力爆発! タフだけどナイーブな女性を好演。対するキャッチ役にはジム・カヴィーゼル。深いブルーの瞳にはつい引き込まれそうで神秘的。こんな美男美女のちょっぴり切ないラブストーリーを撮ったのは、『ぼくの美しい人だから』『男が女を愛する時』など、大人のラブストーリーを撮らせたら右に出るものはいない、と言われるルイス・マンドーキ監督。

また一つ、愛を求める人には(そうでなくとも!)必見の映画が誕生した。でもジム・カヴィーゼルってほんとに影のある役が似合う…。


  04.07.30 鑑賞



 “キング・アーサー”

ローマ帝国の栄華に陰りが見え始めた時代。ローマのために数々の武勲を立ててきたアーサーと円卓の騎士たちは、15年間の兵役を終え、それぞれの故郷に帰ろうとしていた。だが教皇の権威を振りかざす司教は、彼らの兵役解除と引き替えに、ブリテンに住むローマ人貴族を救出せよという予定外の任務を命じる。ブリテン地方は、森に潜むゲリラ軍ウォード、新たな侵略者サクソンの三つ巴の戦乱にさらされた危険な地域だった。それでもアーサーと騎士たちは、今度こそ自由を得られると信じて最後の任務へ出発してゆく…。

『ロード・オブ・ザ・リング』や『スター・ウォーズ』、「ドラクエ」「ファイナル・ファンタジー」など、多くのファンタジーに影響を与えた“アーサー王と円卓の騎士“の物語が、昨今の歴史大作ブームに乗って映画化された。主演は『すべては愛のために』のクライヴ・オーウェン、最強の騎士ランスロットにヨアン・グリフィズ、闘う王妃グウィネヴィアにキーラ・ナイトレイ。この顔ぶれにはある共通点がある。それは、実は彼らはみんなイギリス人俳優。ブリテンの起源を描くからには西欧の品格が必要というこだわりで起用された。

一方のスタッフ陣にはジェリー・ブラッカイマーを筆頭に、気鋭の黒人監督アントワン・フークワ、オスカー脚本家デイヴィッド・フランゾーニ、巨匠ハンス・ジマーと超大作のスペシャリストが結集。壮大なドラマを首尾良くまとめ上げている。


  04.07.28 鑑賞




 “ウォルター少年と夏の休日”

父親のいない14歳のウォルターは、母の都合で夏休みの間だけ、テキサスにいる2人の大叔父に預けられる。無愛想で面倒見の悪いハブとガースに、ウォルターは戸惑う。それは突然やってきた姪に子供を押し付けられた、年老いた2人も同じだった。そんなある日、ウォルターは古いトランクの奥底に美しい女性の写真を発見、ガースを質問攻めにする。やがてガースは、ハブとのアフリカでの冒険や、砂漠の王女の思い出を語り出す…。

MOVIELINE誌の「スクリーンで観たい良質な脚本No.1」に選ばれたストーリーを、アカデミー俳優をキャスティングして完全映画化。女親に育てられたひ弱な少年と、もはや世間から必要とされてないことにクサっている老人たちの交流を描く。少年は母から「2人は大金持ち」と聞かされるのだが、その入手経路や隠し場所はおろか、本当に2人が大金を持っているのかさえわからない。この謎が、観客をいっそうスクリーンに引きつける。

劇中劇として、アラビアンナイトのように豪気なハブとガースの冒険譚が挟み込まれるのだが、話を聞いた少年の空想として描かれているので、古典的な活劇のようにテンポよく、キラキラと色鮮やかなのが楽しい。

  04.07.23 鑑賞



 “氷 雨”

極寒の地で熱演した『氷雨』の金ハヌル

 胸が凍えるような愛、そんな切実さが真冬の観客に訴えかける。  
 
 16日に公開された山岳映画『氷雨』(金ウンスク監督、Koo&Film制作)の金ハヌルは冬の雨のように冷たい。  
 
 『氷雨』は雪山で遭難した二人の山岳隊員(李誠宰(イ・ソンジェ)と宋承憲(ソン・スンホン)扮す)が、極限状態で愛する一人の女性に対する記憶を振り返るといった内容だ。金ハヌルは二人の男性から愛されながら、悲劇の運命に身を投じるヒロインのギョンミンを演じた。  
 
 昨年初めに『同い年の家庭教師』で大ヒットを記録した金ハヌル。はちゃめちゃな役を演じたが、今回は180度違う役を演じている。新たな方向性を模索するために選んだ作品だ。  
 
 「今まで出演した映画の中で最も胸が痛むラブストーリーです。試写会の時に承憲さんが涙していましたが、私も目頭が熱くなりました」  
 
 金ハヌルは今にも壊れそうな華奢な外見とは異なり、かなりしっかりとしている。中学時代に100メートル走のクラス代表として活躍したのを除き、運動とは縁遠い方だ。しかし、『氷雨』クランクイン前には歯を食いしばってソウル市内の道峰(トボン)山などで登山訓練を受けた。  
 
 「足の力がぱっと抜けて目の前が真っ白になります。落ちたらどうしようとか、このまま死ぬんじゃないかと余計なことばかり考えていました」  
 
 まるでホラー映画の1シーンのように登山訓練の様子を説明した金ハヌル。ロケ現場の雰囲気について尋ねると顔に自然と笑みが浮かんだ。  
 
 「誠宰さんがロケ現場のムードメーカーでした。寒いジョークを一度飛ばすと、みんな大盛り上がりだったんですよ」  
 
 マイナス30度の厳しい寒さにも威力を発揮したという李誠宰の強烈な活躍のお陰で、現場の雰囲気は「快晴」そのものだった。過酷な環境のカナダの山岳地帯で行われたロケも、俳優たちの努力で長い峠を乗り越えることができた。  
 
 2月20日に公開される映画『彼女を信じないでください』では、また別の魅力で観客を楽しませてくれるだろう。今月クランクインしたホラー映画『霊』を含む3本すべての映画に出演している金ハヌルは、今年最も忙しい女優の一人となるだろう

   04.07.04 鑑賞




 
映画“25時”を観たよ〜

「麻薬ディーラー、モンティ(エドワード・ノートン)は、密告され逮捕された。収監まで、残り25時間。モンティはまず母校を訪ね、高校教師をする親友ジェイコブに、最後の夜のパーティに来るよう念押しする。アパートでは恋人ナチュレルが待っているが、モンティは内心、密告者は彼女では? と疑っていた。もうひとりの親友フランクは、モンティが迎える地獄のような刑務所生活を思い、やりきれない。そして、朝がやってくる。モンティは友人たちに最後の願いを託し、迎えに来た父親の車に乗り込んだ。

ニューヨークを舞台に、ひとりの男の「最後の1日」を描く本作は、新進の気鋭作家、デイヴィッド・ベニオフのデビュー小説を映画化した作品。濃い闇の中で、モンティが瀕死の犬を拾うオープニングから、言い知れない悲壮感が漂っている。それは、人生を台無しにした自分への怒り、進み続ける時間への焦り、自分に関係なく動いている周りのすべてに対する苛立ちとなり、やがて、慣れ親しんだ街や親友たちへの確かな希望と優しさへ変わっていく。モンティを演じるエドワード・ノートンが、その複雑な感情の起伏を見事に演じきり、強い印象を残している。

監督は、ニューヨークへの大きな愛情を抱き続ける、スパイク・リー。原作には出てこないグラウンド・ゼロを登場させ、大きな流れのなかで何も出来ない人間のやりきれない悲しみを、生々しいほど濃厚なドラマに仕立て上げた。」


   04.08.08 鑑賞



 
映画“あなたにも書ける恋愛小説”を観ましたよ。

「現実と小説それぞれの世界での恋愛模様がシンクロしていくラブ・コメディ。創作に行き詰まった小説家が偶然雇った女性速記者の力を借りて恋愛小説を書き上げるまでをお洒落に綴る。監督は「恋人たちの予感」のロブ・ライナー。主演は「10日間で男を上手にフル方法」のケイト・ハドソンと「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のルーク・ウィルソン。文豪ドストエフスキーが短編小説『賭博者』を執筆したときの実体験が基になっているという。
 かつて結婚恐怖症をテーマにした小説で一気に華開いた新進作家アレックス。その彼も今ではスランプに陥り借金もかさんだ挙げ句、取り立てに来た連中に商売道具のパソコンを壊される始末。アレックスは、30日間で小説を書き上げるからと、何とか返済の猶予をもらう。期限内に小説を完成させるため、口述筆記を思いついたアレックスは速記係を雇うことに。やって来たお堅いタイピスト、エマは、アレックスが弁護士と偽っていたことで警戒するが、本の内容が“恋に魂を抜き取られて苦しむ男の話”と聞いて興味を持ち、仕事を引き受けるのだった…。」


  04.08.06 鑑賞



 
映画“トルク - TORQUE -”を観ましたよ〜痛快な映画でしたよ!(^^)!

story
バイカーのケイリー・フォードは恋人のシェーンと再会するため、そしてあるやり残した仕事を終わらせるため再び故郷の町に戻ってきた。数ヵ月前、フォードはドラッグ・ディーラーにしてバイカー・ギャング“ヘリオンズ”のリーダーでもある男ヘンリーからバイクを譲り受けたが、その後ヘンリーはバイクの返却を迫ってきた。フォードがそれを断ったため、ヘンリーは彼をジュニア殺しの犯人に仕立て上げる。たちまちフォードは、ジュニアの兄でバイカー・ギャング“リーパーズ”のリーダー、トレイとFBIから追われる身となってしまったのだった…。
check
濡れ衣を着せられた男が、FBIとバイカー・ギャング団に追われながらも自らの汚名をすすぐため立ち向かう姿を描くバイク・アクション・ムービー。監督はこれまで数多くのミュージック・ビデオを手掛け、これが監督デビューとなるジョセフ・カーン。主演は「ザ・リング」のマーティン・ヘンダーソン。共演に「スリー・キングス」のアイス・キューブ。

   04.08.05 鑑賞



 映画“彼女を信じないで下さい”を観ましたよ〜
   愉快な映画でしたよ(^_-)-☆


*
「 事故率0%の経歴に突発事故発生!
プロ級詐欺師に卓越した演技力で仮釈審査をパスして社会に出てきたヨンジュ(キム・ハヌル)。
たった一人しかいない姉の結婚式に出るために乗った汽車の中で、恋人にプロポーズするために汽車に乗ったヒチョル(カン・ドンウォン)と出会うが、彼を痴漢と誤解してしまい二人はぎこちない関係になる。
それにヒチョルが指輪をスリにあうと、仮釈放中のヨンジュは濡れ衣を着せられないためにも自ら指輪を取り戻しに汽車から降りる。指輪を捜し出したヨンジュ。
しかし、汽車は彼女を残したまま悲しくも出発する。彼女のカバンとヒチョルを乗せたまま...
* 信じられない!!!世の中すべてが彼女の味方!
自分のカバンも捜さないといけないし、泥棒にされてもいけないのでヒチョルの住んでる町まで尋ねて行くヨンジュ。
しかし、ヒチョルの家族たちは指輪を持って来た彼女を恋人と誤解する。
それだけでなく、幸いにも?姙娠3ケ月というボーナス(?)まで得たヨンジュは、詐欺の前科を隠すために自分の特技を活かしてヒチョルの婚約者を騙る、予定になかった詐欺をするようになる。
一方、プロポーズに失敗したまま家に帰って来たヒチョルは、家族と町内の人たちにうぶな女性に手をつけて振った破廉恥な男と思われている事に驚愕する。
うぶな田舍薬剤師の約婚女に化けたヨンジュと、一瞬にして人間以下のプレーボーイになってしまったヒチョル。
彼らの真実と偽りの対決は本格的に始まる...」

  04.08.04 鑑賞



 
映画“永遠の片想い”を観ましたよ。すごくいい映画でしたよ(^_-)-☆ 
 お勧めしますよ。 是非観てくださいね(^_-)-☆


                        

    

                 

「ある日、ジファンのもとに届いた差出人の名前のない手紙。その封筒の中には田舎の風景を写したモノクロの写真が一枚入っていた。そして、一言だけ「逢いたい」と書かれたメッセージが書かれている。それがきっかけで蘇る5年前の懐かしい想い―。

5年前の夏。大学生のジファン(チャ・テヒョン)は、先輩(パク・ヨンウ)のカフェでアルバイトをしていた。そこでスイン(ソン・イェジン)とギョンヒ(イ・ウンジュ)という二人の女の子に出会うのだった。清楚でおとなしいスインに一目ぼれしたジファン。ストレートに告白するのだがあっさり振られてしまう。それなら友達として3人で会おうと提案するのだった。

それからというもの、どこへ行くにも仲良く3人で出かけた。遊園地に旅行…。3人の心をつかんだ映画は『イル・ポスティーノ』(1995)というイタリアの映画だった。映画を観た晩は、3人がそれぞれ「心がとても痛いんです。でもこの痛みを持ち続けたいんです」と語る主人公の郵便配達のセリフをささやく。

スインとギョンヒ、どちらも可愛い顔をしているが、性格は対照的。はかない笑顔を浮かべる物静かなスインに対してギョンヒは、思ったことをハッキリと口に出す天真爛漫な性格。最初は、スインに惹かれていたジファンが、いつのまにかギョンヒへと傾き始める。その思いをジファンはスインに言う。「ギョンヒをぎゅうっと小さくしてポケットに入れたいと思うことがある」と。やがて友情が愛情に変わろうとしたとき、スインとギョンヒは・・・。

差出人不明の手紙にスインとギョンヒの2人の面影を感じたジファン。彼女たちの消息を尋ねるため2人が通った高校をおとずれた。その後、意外な真実が明らかになる…。ジファンの想いはとどくのか?」

  04.08.03 鑑賞



 映画“モナリザ・スマイル”を観ましたよ。


「1953年、アメリカの名門女子大学に美術史の助教授として赴任してきたキャサリン。教鞭をとることを楽しみにしていた彼女は、そこで想像以上に厳しい伝統が根付いている現実に直面する。進歩的な教育を目指すキャサリンは、授業で“ものごとを自分で考えることの大切さ”を学生たちに繰り返し説いていく。そんな中、法律家を目指すジョーンや奔放なジゼルは、自分の教育理念を貫く彼女の姿に次第に触発されていく。 キルスティン・ダンスト、ジュリア・スタイルズ、マギー・ギレンホールといったこれからの活躍が期待される若手実力派女優たちが一堂に会し、次第にキャサリンに影響されていく女子学生をはつらつと演じているのも見どころ。保守的な時代の中で、進歩的な生きかたにとまどいながらも、自分の人生を模索していく学生たちの姿に胸が熱くなる感動作。」

本名はJulie Fiona Roberts。父親は元俳優で演技学校を経営する両親の下で生まれる。兄は俳優エリック・ロバーツ。姉も女優。4歳の時に両親が離婚。彼女は母親の下に育つ。高校の時、兄の出演する「悪の華/パッショネイト」の撮影を見て女優を目指すようになり、高校卒業後、ニューヨークに渡り演技を勉強。CMなどに出演しながら87年、「ブラッド・レッド/復讐の銃弾」で映画デビュー。翌年「マグノリアの花たち」にてアカデミー助演女優賞にノミネートされる。以後、90年、「プリティ・ウーマン」の大ヒットによりアカデミー主演女優賞にノミネートされ、人気を確実にした。そして久しぶりの当たり役「エリン・ブロコビッチ」で遂に主演女優賞を受賞。男性関係は豊富で、出演ごとに共演者と恋の話題を提供。93年、「ザ・プレイヤー」で共演した俳優ライル・ラヴェットと電撃結婚したが95年に離婚。02年にカメラマンのダニエル・モダーと結婚して04年には双子を妊娠していることが発表された。

  04.08.02 鑑賞



 映画“ミリオンダラーホテル”と“姉のいた夏いない夏”を観ましたよ。



明るく、美しく、何ものにもとらわれない自由な精神の持ち主だった姉フェイス(キャメロン・ディアス)。いったい何が彼女を死に追いやったのか?姉の残した思い出と絵葉書に導かれ、妹フィービー(ジョーダナ・ブリュースター)は夏のヨーロッパを横断する。やがて明らかになっていく、フェイスの人生に秘められていた衝撃的な事実。はたして、フィービーは姉の思い出に縛られて生きてきた自分に別れを告げることができるのか?そして彼女がみつけた衝撃的な姉の死の真実とは?

キャメロン・ディアス(フェイス)

 1972年、カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。16歳からモデルを始め、21歳の時、「マスク」(94)で映画デビュー。
  大ヒット作「ベスト・フレンズ・ウェディング」(97)「メリーに首ったけ」(98)でトップスターとしての地位を確立した。以後、「マルコヴィッチの穴」(99)やアクション大作「チャーリーズ・エンジェル」(00)に出演。また「彼女を見ればわかること」(00)の盲人役も批評家から絶賛されるなど、メジャーの娯楽作にかたよらない幅広い活躍を見せている。


  04.08.01 鑑賞



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